安心できる住まいをどう創るか 21世紀日本の課題 「住宅政策の社会化・住宅産業から住居福祉産業へ」 に参加致しました。
第T部は映画鑑賞「1000年の山古志」…中越大震災と闘った小さな村の物語…新潟県山古志村は、中越地震で道路、住宅、棚田、養鯉池、牛舎など全ての生活・生産基盤が破壊され、全村民が避難、希望者全員が帰村した災害復興ものがたりの上映をしました。
その中で2つの言葉がとても印象に残りましたのでご紹介致します。
村長さんのお話の中に「家族を愛するように仲間を愛すること。」
そしてやっと復興して伝統の闘牛が開催することもできるようになりました。
牛の戦いは昔から「勝ち負けの勝敗は行わず、必ず引き分けで納めることとしている」 と言う言葉が印象に残りました。
マンションコミュニティ、マンション管理組合にも通じるものを感じました。
第U部はフォーラム 基調講演
早川和男氏(日本居住福祉学会会長)
シンポジウム 「居住福祉政策・居住福祉産業確立の可能性と展望」
司会 村田幸子氏(福祉ジャーナリスト・元NHK解説委員)
パネラー
中村秀一氏(社会保険診療報酬支払基金理事長)
鈴木静雄氏(住宅産業再生フォーラム主幹 潟潟uラン会長 日本住宅建設産業協会理事)
野老(ところ)真理子氏
(大里総合管理株式会社社長 NPO不動産女性会議理事 日本賃貸住宅管理協会会員)
早川和男氏(日本居住福祉学会会長)
野老(ところ)真理子さんのご紹介を致します。
大里総合管理株式会社社長、NPO不動産女性会議理事。
空き地管理をしている8500箇所全ての土地に水仙の球根を植えている他、学童保育・公開セミナー・ワンコインコンサートなど30以上の地域貢献活動・ボランティア活動に積極的に取り組む。
全ての根底に「社会全体の利益を考えて行動する」という経営理念をもとに「スタッフの数だけ地域貢献」「地域と密着した不動産業の展開と街づくり」 を実践。
地域貢献と販売促進活動・社員教育を一体のものと位置づけ、会社を発展させる。
シンポジウムでの野老(ところ)さんのお話の中で心に残ったことは、まずやれることから自分達でやってみようよ→そうすればいい顔になってくる→そうすればコミュニケーションがとれる 目指すものを持っていて、伝え会う人がいること。そうすれば問題は解決する。
自分の目の前に出会う人がどうすればしあわせになれるのかを考える…… コミ研の勉強会に講師として是非お招きしたいステキな方です。
そして、懇親会では廣田代表が挨拶とマンションコミュニティについてお話を致しました。
(横倉 啓子)
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